FC2ブログ

2021-05

JR北海道「再国有化」のススメ

 検査データの改ざん問題でJR北海道に立ち入り検査が入りました。それをテコに、国土交通省では大幅な経営刷新を求め、JR東日本との統合まで取り沙汰されています。JR北海道の経営問題は、もともと1987年の分割民営化の失敗という話にまで遡らざるを得ないけれど、東日本が統合を呑むかどうかは、微妙なところでしょう。
 いずれにせよ、九州や四国よりさらに経営環境の悪い北海道は、今の赤字路線を持ち続けていては成り立っていきませんが、とどのつまり誰が赤字補てんをするか、という話。赤字路線をすべてなくしてしまえば、道東や道北の人たちはまさに孤立してしまい、たちまち困るでしょうから、いったん再公有化し、そのうえで大改革をおこなうべきでは。あまりにも辺鄙で利用の鉄道利用の少ないところは、代替交通手段としてコミューター航空の整備などを検討するとか……。そんな発想もありではないでしょうか。
スポンサーサイト



コメント

国有化

 完全な国有化はまたぞろ金食い虫を望む官僚の餌食になるだけでしょう。公有化し、第三セクター方式位が妥当なんじゃないでしょうか。時間は掛かりましたが、各地で成果が出始めていますよね。
 鉄道、というのは人手が掛かるものなのです。それを一律民営化した先の官僚と政治家の思い違いから生まれた産物がJR北です。特に自然環境が厳しい北海道だけに特化した鉄道会社など無理が在ったのです。元々そのような北方国家ならばさにあらず、本土と一緒になってヌクヌクとした環境で居た経営者と労働組合が引き継ぐなど、度台無理だったのです。民営化で社員を40%にしてしまった会社など存続出来る訳が有りません。
 尚、コミュタ飛行機方式は北海道の冬の厳しさを理解して居ない人の発言だと思います。それならば、未だ長距離バスの運行網羅の方が可能性が有ります。大型から小型まで、地域を線で結ぶのに合った運行が可能です。観光バスは冬の北海道でも、300Km位平気で走りますよ。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

https://mori13.blog.fc2.com/tb.php/1491-fca4a484
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する