ぐるなび会長「文化功労者選出」の怪
〈ペア碁創案者の滝久雄 日本ペア碁協会名誉会長がこのたび、長年にわたりペア碁の普及、パブリックアートの普及、「1%フォー・アート」の提唱、食文化の振興など文化・芸術活動に多大な貢献を果たしたとして、2020年度(令和2年度)の文化功労者に選ばれました。
文化功労者の制度は1951年(昭和26年)に制定されました。日本の文化の発展に功績顕著な方々を顕彰するものです〉
昨年10月27日付の日本ペア碁協会HPには、本人が満面の笑みを浮かべてそう記している。毎年11月3日の文化の日を前に、文化勲章の受賞者と文化功労者が選ばれる。その栄誉に輝いたのだから喜ぶのはさもありなんだ。が、永田町や霞が関ではそこに首を傾げる向きも少なくない。
ぐるなび会長の滝は公益財団法人、ペア碁協会の名誉会長として普及に貢献したという。それが文化功労者選出の大きな理由の一つに違いない。その選考への疑問もさることながら、政官界で疑問視される理由は別にある。それが首相の菅義偉との距離感だ。(以下略)
長男問題もここに行き当たります。