参院選「辛勝」の安倍政権の鬼門
日本の景気は、来る秋の消費増税や米中の景気失速により間違いなくダダ下がりでしょうから、今年の下半期、批判の矛先が政権に向かう可能性が高い。令和天皇の即位儀式でマイナスを埋められるとも思えません。そう考えると、囁かれている11月の衆院解散総選挙も難しくなるでしょう。来年に入ると、オリンピック景気が終息するので、解散するなら1月通常国会での冒頭しかないけど、それも秋以降の景気次第。
それでも、いざ選挙になると、浮動票の行く先がないので、今回同様、与党は大敗しない。そこを計算に入れた解散、なんてグダグダの政局があるかもしれませんが。