双葉病院院長の「憤死」
あまりに長いあいだ連絡がないので妙に思い、昨秋、電話してみて事態を知り、見舞いました。そのときは治療の経過がよく、このまま誰にも知らせず病気を克服し春に復活するつもりだとおっしゃっていました。さすが、原発事故のあの異常な状況に取り残されながら、徹夜で何日も患者を看病し続けた先生らしい、と感心し、また復活を信じてきました。
亡くなる3日前にお会いしました。そのときも危篤状態から意識を取り戻され、気丈にふるまっていました。先生の心中を察すると、言葉がありません。心よりご冥福をお祈りいたします。合掌