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2018-05

共通点は「指示」と「嘘」森加計と日大

 反則タックルと文書改ざん、秘書官の面談という違いこそあれ、大方の国民はトップからの「指示」と弁明の「嘘」を見抜いているのに、当事者たちはカエルの面――。自民党の石原伸晃さんが「納得感がない」と言い始めましたけど、その通り。自民党総裁選や政治的な意図はさておき、ようやく自民党内でもそんな意見が出始めました。
 もっとも日大の話がやけに盛り上がっているのに比べると、森友・加計問題は報道の分量がぐっと少ない気がします。報じ方の違いは、テレビや新聞、週刊誌にいたるまで似たり寄ったりで、むろん政権への気遣い、あるいはことの分かりやすさという点で違いが出ているのかもしれません。それにしても、もう少し何とかならないものでしょうか。
 政府と時代遅れの私大体育部のあり様が同じレベルというのも、悲劇といえば悲劇ですが。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

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