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2018-05

チグハグな日本の対中朝外交

 先頃、ソフトバンク傘下のスプリントによるTモバイルの吸収合併に待ったをかけた米国政府で、今度は国防総省が中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の携帯電話販売をの中止を発表しました。これらは5G導入に向けた通信上の安全保障リスク対策なのだそうです。米国としてはそれだけ中国を警戒しているという話ですが、当然と言えば当然。米国の対中赤字戦略も、安全保障面の色合いが強いのでしょう。
 一方、日本はといえば、中国製のPCやスマホを政府に導入し、まったく鈍感。一帯一路政策にもろ手を挙げて協力するような姿勢を見せていますが、それでいいのでしょうか。このところの中朝の接近ぶりを見ていると、どうにもチグハグな日本外交が不安になってくる。それはむろん私だけではないと思いますけど。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

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