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2016-07

「石田純一」「古賀茂明」はアテ馬だった!?

 初めからこういう絵を描いていたとすれば、大したものでしょう。ここへ来て、鳥越俊太郎さんが野党の統一候補として浮上し、永田町はテンヤワンヤのようです。小池百合子さんが意外に本気で、自民党は目算が狂っていたところへ、民進党が誰を推すかというのが焦点になっていました。統一候補なら勝てるというムード作りを石田純一さんにやらせ、さらに目くらましとして古賀茂明さんに声をかけた。そうなると、野党まで分裂選挙か、となる。
 そこへ最後に鳥越さんをぶつけるというやり方。ポスターの準備とか、タイミングが遅すぎるとか、いろいろ言われますが、ポスターなんていうのは1日あれば刷り上がるでしょう。参院選を見ても、統一候補ならかなり戦えそうですから。いったい誰がこんな戦略を立てたのか。だから政治はおもしろい。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

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