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2016-07

参院選「得俵」に残った民主「自民」は勝ったのか

 改憲勢力で3分の2を達成した自公政権。安倍政権国政選挙4連勝、という文字が新聞記事に踊り、なんとなく今回も自民党が圧勝したように目えますが、果たしてそうでしょうか。沖縄と福島で現職閣僚2人が落選、32の1人区のうち、野党連合に負けた11選挙区は安倍さん本人や重量級の議員が応援に立ったところばかり。福島や沖縄は言うまでもなく、長野や新潟、東京でも最後に民主の小川さんがすべりこんで維新の田中さんに競り勝ちました。
 こう考えると、野党にも少しは光明が差しているように感じます。参院選は史上4番目の低い投票率でしたけど、前回とは異なり、無党派層の支持は民進党がトップ。自民を逆転しています。となると、来る都知事選、うまく闘えばかなりおもしろくなるでしょう。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

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