裏カジノっていったい何
日本の宝なのに、責任感が欠如している――。などとマスコミは大袈裟に騒ぐが、当の本人たちには、さして罪悪感などないのではないか。一人は世界ランキング2位の金メダル候補、桃田賢斗(21)で、もう一人は元エースの田児賢一(26)という日本バドミントン界の黄金コンビが、カジノ遊びのせいで大バッシングされている。他にも何人もバトミントン選手の名前があがっているが、野球賭博のジャイアンツ選手やギャンブル狂いの相撲の親方を例に引くまでもなく、スポーツ選手にありがちな話だ。
裏カジノ、違法カジノ、闇カジノ……。いろんな呼び方があるが、どこがどう問題なのか。
日本で裏カジノが流行りだしたのは、バブル経済崩壊以降だろうか。裏カジノは、風俗営業適正化法で許されるカジノバーと一線を画していることになっている。(中略)
もっともそれは表向きの話。文字どおりカジノバーの裏で裏カジノを経営しているケースは少なくない。
「カジノバーの全盛期は、六本木や赤坂など繁華街の中心で、派手なショーを見ながらギャンブルを楽しみ、裏でチップを現金に換えているところが珍しくなかった。で、次々と摘発……
てな感じです。