双葉病院患者東電賠償訴訟で勝訴
東京電力福島第一原発事故で避難を余儀なくされ、死亡したとして、福島県大熊町の双葉病院に入院していた当時73歳と98歳の患者2人の遺族14人が、東電側に計約6600万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(中吉徹郎裁判長)は27日、遺族1人当たり176万~352万円(計3101万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。(本日付日経新聞より抜粋)
原発から4.5キロという至近距離で取り残された患者さんたちの恐怖はいかばかりだったか。弁護団は賠償請求額と東電以外の責任を述べた判決に不満のようですが、結果は悪くないと思います。この手の裁判では初の判決。患者さんの亡くなった原因については、福島県側や自衛隊の問題もありますが、やはりいちばん罪の重いのは東電でしょうから。