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2015-08

北朝鮮「拉致事件最終報告」どっちが信用できる?

 本日の新聞朝刊に小さな記事が出ていました。
<北朝鮮の政府高官が13~18日に平壌を訪れた日本の民間団体に対し、「拉致被害者らの再調査終了と報告書の完成を外交ルートで日本政府に伝えた」と訴えていたことが20日、わかった。訪朝団に参加した「日朝友好京都ネット」の浅野健一理事が明らかにした>(朝日新聞)
 これが事実なら大変なことですが、すぐさま菅官房長官は「事実無根」と否定。まったく正反対の話になっています。
 で、どちらが本当かといえば、昨年の「北が帰国者リストをつくっている」という日経スクープを思い出します。菅さんたちは、秋になれば拉致調査が進展するかのように話し、その流れに乗って日経の幻のスクープとなったわけです。こう考えると、どちらが正しいのか、浅野さんを全面的に信用するわけではありませんが、自ずとわかりそうなもの。ひょっとすると、北朝鮮側が観測気球をあげているのかもしれませんが、いずれにせよ日本政府はなす術なし、なのでは。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

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