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2014-03

史上最低投票率で激増「無効票」に書かれていること

 さっぱり盛り上がらなかった大阪市長選があっけなく終わりました。昨年の参院選、堺市長選と2連敗した維新の会代表の橋下徹さんが辛うじて不戦勝。それより新聞各紙は投票率の低さを問題視しています。実際、投票率は前回の60.92%から史上最低の23.59%と37.33%も激減しております。減少率はなんと橋下さんの絶対得票率の17.85%を超えてしまっています。絶対得票率とは得票数を有権者数で割ったもので、ちなみに前回は35.67%。
 投票率の減少は何を意味するか、といえば、すべてがそうとは言えないまでもそれに近い数字が橋下さんの支持離れということでしょう。さらに興味深いのが無効票の数。前回は8804票しかなかったそれが、実に6万7506票に激増しています。210万ほどの有権者数で割ると3%に上りますが、それも反橋下票とみて間違いないでしょう。そのうち4万5098の白票を除いた22408もの投票用紙に何が書かれているか、そこも興味がわきます。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

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