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2014-03

新政官業トライアングル「大阪カジノ構想の行方」

 本日発売の日刊ゲンダイで連載中の政官業トライアングルは大阪カジノやお台場カジノを追ってみました。

 初期投資5000億円を掲げ、官邸とのパイプ作りに奔走する大阪市長橋下徹、府知事松井一郎の日本維新の会コンビ。憲法改正や集団的自衛権問題で安倍晋三首相と波長がピッタリ合うだけに有利に思える。が、実は海外のカジノ運営業者から見れば、やはり東京、沖縄に続く3番手に過ぎないという。
「米国ラスベガスの大手業者は、関西のカジノをやる場合、京都ならすぐ進出したい、と言っていますが、大阪は首を捻っています。さすがに京都は無理でしょうけど、大阪もいま一つ」(事情通)
 賭博の運営会社について、超党派のカジノ議連は、海外の大手業者と日本のゲーム業者の合弁が前提だとしている。維新の橋下らは日本のパチスロメーカー「セガサミー」や「コナミ」と協議中だという。もっともそのセガサミーCEOで会長兼社長の里見治は、大阪にはあまり乗り気でないというのが業界の見方だ。維新の会が組む相手の本命は、もともと発祥が大阪のコナミだという。
「セガサミーはすでに東京・お台場でフジテレビグループと計画を進めている。その上、2012年4月に買収した宮崎のフェニックスシーガイヤリゾートにもカジノをもってきたい。大阪どころではありません」(同前・事情通)
 セガサミーの里見といえば、昨年9月16日に開かれた娘の有紀恵と経産省のキャリア官僚鈴木隼人の結婚披露宴が評判になった。新婦側の主賓として招かれたのが、カジノ議連の最高顧問で首相の安倍。新郎側がみんなの党代表の渡辺喜美だった。官房長官の菅義偉や経産大臣の茂木敏允、さらには森嘉郎や小泉純一郎といった首相経験者まで披露宴に顔をそろえたのはご存じの通りだ。

 続きは本紙で。
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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。2021年「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」刊行予定

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