週刊現代ジャナ目「維新八策」の考察
「政策の一致は日本維新のアイデンティティーなので譲れない」 連携を模索する石原に対し、橋下がこう反応。対する石原をはじめ、「みんなの党」の渡辺喜美や「減税日本」の河村たかしたちたちは、「小異を捨てて大同につくべきだ」というだけ。政策の一致どころか、肝心の「維新八策」についてほとんど関心を示さず、誰も話題にもしない。どうにも奇妙な現象なのだ。
そもそも維新八策は、先に大阪維新の会で発表した「維新・船中八策」を原型とする。日本の「統治機構の再構築」「行財政改革」「教育改革」「外交・安全保障」「憲法改正」といった8テーマだ。そこに首相公選制や参院の廃止、大阪都構想や道州制を記し、さらに米軍基地の沖縄県外移設も検討中、と踏み込んだ。船中八策については、目新しくもない、実現性や具体性の乏しい思いつき、といった指摘も少なくなかった。事実、的を射ているようにも感じる。(一部抜粋)
大阪都構想のプロジェクトチームが大阪市の区割り案を発表したようですが、そこについては追って検証してみようと思っています。