横峯パパに見る名誉棄損訴訟の愚
<賭けゴルフをしたなどと報じた「週刊新潮」の記事で名誉を傷付けられたとして、民主党の横峯良郎参院議員(51)が発行元の新潮社などに5500万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審で、横峯議員が、自ら起こした訴えに理由がないことを認める「請求放棄」を東京高裁に申し立てることがわかった>(読売)
といった記事が掲載されていました。横峯パパ、紳助騒動を見て怖くなったのでしょうか。それにしても身勝手な名誉棄損訴訟です。
かつて竹下登さんは、「情報発信の機会を持っている政治家たるもの、名誉回復に法廷を利用すべきではない」という方針を貫き、メディアへの名誉棄損訴訟など起こしませんでした。政治手法には賛否のある人です。が、今の政治家にはそんな政治家としての気概や姿勢はないのでしょうね。